中枢性疼痛班
- 班長
- 佐藤剛介(奈良県総合医療センター)
- 班員
- 片岡英樹(長崎記念病院)、古賀優之(川西市立総合医療センター )、城由起子(名古屋学院大学)、長坂和明(新潟医療福祉大学)、西祐樹(長崎大学)、森信彦(大阪大学)
目的
疼痛(中枢性疼痛)患者にとって意義のあるアウトカムを含む評価法の確立と普及活動を行う
臨床データの蓄積ならびに病態に則した介入指針を明示化し、質の高い疼痛リハビリテーションが提供される体制を構築する
課題1.疼痛リハビリテーションに対する医療者側の障壁を把握
- 中枢性疼痛・脳卒中後疼痛に関する認知度や評価・介入の現状をアンケート調査を通して把握し、課題解決に向けた基盤となるデータを収集する
課題2.評価アルゴリズムの確立と普及(脳卒中後疼痛)
- 脳卒中後疼痛の評価アルゴリズムを確立し、統一した手順による臨床・教育・研究における疼痛評価の普及を図る
課題3.評価アルゴリズムの確立と普及(神経疾患)
- 脳卒中以外の神経疾患における中枢性疼痛の評価アルゴリズムを確立し、統一した手順による疼痛評価の普及をはかる
- 疾患横断的に中枢性疼痛の評価アルゴリズムを確立し、各疾患に合わせた疼痛評価を整備する
課題4.臨床データの蓄積ならびに共有
- 中枢性疼痛患者の層別化を試み、疼痛の予後や日常生活への影響等を含めた臨床データを提供する
- 病態に則した介入手続きを明示化し、運動療法・併用される物理療法やボツリヌス療法等の効果と適応に関する情報を整理して提供する